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​社員インタビュー

印刷機オペレーターの男性
​荒木祥馬さん(32)
2009年入社
印刷課 係長

※2023年当時の情報です。

__入社のきっかけは何ですか?

高校の求人で目に留まったからです。

__入社してから現在の役職になるまでの遍歴を教えてください

入社1年目は印刷助手でした。印刷助手というのは、原紙(パッケージの元となるプラスチック素材)を機械に取り付けたり、終わったものを戻したり、インクを変えたり、片付けたりといった補助的な動きをしますね。2年目からは印刷機長でした。印刷機長とは印刷オペレーターと呼ばれるもので、機械の細かい設定とか、ドクター刃と言って版に付いた余分なインクをかき取る刃を当て​たりします。印刷機長からでないと機械の設定は動かせません。12年目まで印刷機長をしていました。

__1年目は印刷助手、2年目から10年間は印刷機長(印刷オペレーター)をされていたんですね。13年目からはどんな役職になりましたか?

印刷係長になりました。印刷リーダーと言う立ち位置になりましたね。

__印刷係長(リーダー)になったのですね。どんなお仕事ですか?

印刷機長の確認ですね。機長がやること、やったことを確認して、終わった製品も確認します。現在6台の印刷機があるため6台分見て回ったり、印刷助手のようなこともします。機械の全てを管理する、という感じですね。

__印刷助手、印刷機長、印刷係長とさまざまなお仕事をされてきましたが、入社してから変わったことはありますか?

責任感を持つようになってからあまり怒らなくなりました。丸くなりましたね。

__職場の雰囲気はどうですか?

話しやすい環境ですよ。気楽に話しかけて相談できます。

__入社してから嬉しかったこと、苦しかったことはありますか?

歩留まりが悪かったのが、上手くいくようになって嬉しかったです。歩留まりというのは製品の印刷が成功した率のことで、例えば製品を印刷する際に上手くいくと100%になるのが、上手くいかないと96%とかになるんですね。すると、残り4%がゴミになってしまうんです。なので100%を目指すのですが、なかなか難しいですね。歩留まりが何%だったか紙が張り出されるので、自分の歩留まりを確認して、歩留まり率が向上したな、と分かった時は嬉しいです。

__歩留まり、という数値があるのですね。となると手先に集中して行なうお仕事なのでしょうか?

手先もそうだけど、前にも印刷した時ここはどんな感じだったとか、ここは前回失敗したから気を付けようとか覚えていられるような人だと歩留まりは高いですね。新しく入ってくる方には是非確認と、失敗から学ぶということをして欲しいです。

__弊社は年間休日数が約140日ありますが、休みは充実していますか?

そうですね。趣味で釣りをしているんですが、3組2交替のシフト制なので平日に休みがあるのは良いですね。休日だと人が多いし、特にコロナ禍では人の少ない平日が休みで、釣りが楽しめました。20代の頃は、仕事終わりに同僚と某エンターテイメント施設に遊びに行ったりしてましたね。体力がある方はより一層休日を満喫しています。

__当社の強みはなんですか?

​納期と作業時間が他社より早いため、チームワークが必要になります。そこですかね。

__今後の会社目標はありますか?

社会に合わせて新しいものを生産していきたいです。今って脱プラスチックの為にパッケージの素材が紙になっているんですよね。そのような社会の動きに合わせて生産するものを新しくしていきたいですね。

__どういう人と働きたいですか

​元気のある人です。積極的に意見や質問を口に出せる人が好ましいですね。あとは体力仕事なので、体力のある方が良いかなとは思います。それらをまとめて「元気のある人」です。

​__1日のスケジュールを教えて下さい

グラビア印刷機の置かれた工場
生産成績表が貼られた掲示板
​時刻         行動

8:00

8:30

10:00

12:00

15:00

18:00

20:30

出社

始業      印刷機巡回

休憩

昼食

休憩

休憩

退勤

印刷機長がセッティングした機械を、印刷係長がチェックしてから印刷が始まります。他にも色の濃度をチェックしたり、人手が足りないときは印刷助手のように原紙や版を入れ替えたり、品質を見たり、インク調整をしたりと動き回ります。それを印刷機6台分見て回ります。また、体力を消耗するため、印刷の区切りがついたタイミングをみて小刻みに休憩します。

__印刷のお仕事を詳しく知ることができました。ありがとうございました。

​いえいえ。ありがとうございました。

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