こんにちは。
真丸特殊紙業株式会社 本社総務部の伊藤です。
「ChatGPT(チャットジーピーティー)」そう聞いて皆さんはどんなイメージを思い浮かべますか?
恥ずかしながら筆者は、「こちらの質問に答えてくれるAI的な何かで、学生がレポート作成に使用して学校で問題になっているものだよな…」くらいしか思い浮かびませんでした。
そしてAIというと将来人間の仕事を奪っていくとよく聞くため、漠然とした恐怖感もありました。そんな中、9月初旬に大興電子通信株式会社様にご協力いただきChatGPT講習会を開催して頂いたため、今回はその様子をお届けします。
初めに生成AIとはどういうものなのか、どんな活用方法があるのかを教えて頂き、最後に他社の活用事例をお話し頂きました。皆様ご存知かと思いますが、生成AIとはAI(人工知能)の一種で、事前に学習したデータをもとに文章や画像、音声データ等を自ら作成できるもののことを言います。そのAI技術の総称を生成AIと呼び、ChatGPTは生成AIのひとつです。
ChatGPTができることは、文章作成、要約、翻訳、質問への回答、プログラミングのコード作成とバグ修正など多岐にわたります。ChatGPT以外にもいくつか仕事で活用できそうな生成AIをご紹介頂きましたが、実際に現場に落とし込んだらどんな使い方をしてどんな利点が生まれるだろう?と想像すると、どれも非常に興味が湧きました。参加者の皆さんも真剣に耳を傾けており、翌日話を聞くと「早速スマホにChatGPTを入れてみた。子供と話したら、そんなの当たり前に使っていると言われた。」という声もありました。デジタルネイティブの子供たちに大人が教わることも沢山ありそうですね。
講師の方のお言葉で印象に残ったのは、「AIが人の仕事を奪うのではない。今後必ずやってくるAIの時代にAIを拒絶し続けた人が、AIを活用できる人に仕事を奪われる。」というものです。AI時代はもう既に訪れていて、私達はAIとうまく共生していかなければ時代の波に飲み込まれ、きっと淘汰されていきます。冒頭に記した漠然とした恐怖感は、相手をよく知らないからこそ生まれる感情なのかもしれません。正直まだ理解しきれていないことも多々ありますが、これから使い方を学習し仕事にどう活用するのか、会社全体で考えていきたいです。
Comments