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熱中症対策

こんにちは。

真丸特殊紙業株式会社 本社総務部の伊藤です。


6月後半になり、梅雨はまだ明けていないというのに真夏のような暑さが続いています。東海地方は毎年とにかく暑いのですが、今年は既に37度を突破しているため、本当に真夏になったらきっと40度を超してくるのだろうな、と怯えています。


ところで、数カ月前から話題になっていた熱中症関連のニュースをご存知でしょうか。今年6月1日から、労働安全衛生規則の改正により職場での熱中症対策が義務化されました。


熱中症対策が義務付けられる作業の条件は、「WBGT(※1)28度以上または気温31度以上の環境下で、連続1時間以上または1日4時間を超えて実施」が見込まれる作業と決められています。

(※1)熱中症の危険度を判断する数値。気温と湿度と輻射熱(ふくしゃねつ:日光を浴びた時や、地面からの照り返しで感じる熱)の3つの要素から導かれる。


熱中症指数の一覧


この条件に当てはまる場合、以下の3点の取り組みを行う必要があります。

①「体制整備」→熱中症の恐れがある人を発見した時に、社内で報告するための体制を

        整える

②「手順作成」→患者への応急処置や救急隊を要請する手順を作成する

③「関係者への周知」→上記2点を社内に周知する


灰色の作業着を着て水を持っている男性

そして企業がこれらの対策を怠ると「6か月以下の拘禁刑または50万円以下の罰金」が適用されます。


弊社では熱中症の疑いがある人を発見したときの上長への報告・応急措置・救急隊の要請等、一連の対応フロー図を作成して周知を行い、社内の各所に掲示しました。そして予防の観点から塩分タブレットを用意し、応急処置用に経口補水液や氷のうも準備しました。会社として様々な対策は講じますが、個人の体調管理も徹底するようお願いしています。皆様も暑さには十分注意してください。健康な毎日を送れるよう、お祈りしております。

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